赤を塗って

  • 歌詞
  • 収録作品

作詞:柳沢亮太

作曲:柳沢亮太

泣きたい時にいつだって 夕暮れ時だとは限らない
大体いつも一人だけ 浮いているような気がする
ガラスの靴も履けなければ 悲劇のヒロインにもなりきれず
村人AかBあたり か弱いセリフなんてない

チヤホヤされたいわけではない
ただ一人だけでいい
大切にされているという 実感が欲しいの



寂しいなんて 言わないから 二人でいるときは 私だけを見て
追いかけないし 待ってるから 別れ際にせめて キスくらいはして
会いたいなんて 言えないから こっちが消えてしまおうと思うけど
「会いたい」なんて気まぐれで 村人Aは また期待しちゃう
ため息を一つ つきながら 口許 赤を塗って


幸せじゃないけど 不幸でもない
実は今に浸っている
本当のところ 主人公と思っちゃってるの



寂しいなんて 言わないから 二人でいるときは 私だけを見て
追いかけないし 待ってるから 別れ際にせめて キスくらいはして
会いたいなんて 言えないから こっちが消えてしまおうと思うけど
「会いたい」なんて気まぐれで 村人Aは 主人公になる
ため息を一つ つきながら 指先使って たまには気のない
フリとかしちゃって

夕暮れ時なら涙を浮かべて
もう少しこのままでいいかと笑う
笑えてるうちはまだこっちのもんだ
強気に赤を塗って